意中の彼が、あなたにどれくらい好意を持っているのか気になりますよね。
もし、熱をあげているのがあなただけで、彼のほうは全く脈ナシだったり、あなたのことを単なる“都合のいい女”だと思っていたりしたら……? 残念ですが、諦めるほうがいいかもしれません。
そこで「これが頻発するなら身を引くべし!」という三大NGワードを、恋愛科学研究所の藤田徳人先生とテレビプロデューサーの上原英範さんの書籍『“ちょっとした一言”でわかる心理学』を参考にご紹介したいと思います。
今回は【前編】として、比較的わかりやすいフレーズをまずはふたつお届けします。
■1:「忙しい」
彼はあなたに「忙しい」というフレーズをよく発していませんか?
好きでもない男の「忙しい」アピールはウザいだけですが、意中の彼がメールの返事をくれない場合に「ちょっと忙しくてね」などと言い訳されると、「そっか。忙しいなら仕方がないよね……」なんて、つい自分を納得させてしまいますよね。
ところが、男性が女性に対して発する「忙しい」は、本音の部分では
「おまえ以外の女のために忙しい」
なのです。
もちろん彼は合コン三昧というわけではなく、本当に仕事の予定が詰まっているのかもしれません。しかし、男性というものは、どんなに激務に追われていても、意中の女性のためには必ず時間と労力を割くものです。
売れっ子芸能人や、飛ぶ鳥を落とす勢いのベンチャー企業社長について考えてみてください。超過密スケジュールのはずの彼らに熱愛が発覚するのはなぜでしょう?
つまり「忙しい」というのは、「おまえに割くべき時間などない」という拒否サインの典型です。「そのうち暇になったら相手にしてくれるかも……」などというはかない望みは捨てましょう。
■2:「眠い」
夜、彼と電話で話していて「悪いけどもう眠いから……」と話を打ち切られたことはありませんか?
たしかに、翌日も朝早くから仕事のある彼を長電話で夜更かしさせるのであれば、あなたの側に問題ありです。一方、休日前にもかかわらず、彼が眠気を理由に会話したがらないとすれば、脈ナシと見ていいでしょう。
そもそも、男性は女性と違って、長電話には向いていません。女性の場合は、相手と言葉を交わすことそのものを楽しめますが、男性は会社の会議のように話す目的がない限り、会話することが苦手なのです。
そんな男性でも、俄然おしゃべりになることがあります。それは、“女性を口説く”という目的がある場合。上述のように、男性は目的のない会話が苦手なだけなので、“女性を口説く”という目的さえはっきりすればいくらでも多弁になることができるのです。
たとえ仕事でどんなに疲れていても、お目当ての女性が相手であれば、彼は夜を徹してでも話し続けることができるでしょう。
逆に、「眠い」というのは、あなたが相手では脳内麻薬が出ないということ。「疲れているんだからゆっくり寝かしてあげなきゃ!」という、あなたの思いやりは虚しいばかりです。
いかがでしたか? 「忙しい」「眠い」と言われるとガッカリしつつも、彼のことが好きであればつい許してしまいそうになりますよね。
でも、このままアピールを続けても、彼に振り向いてもらうのは難しそうです。頻繁にこのフレーズを耳にする場合は、見切りをつけるほうがいいかもしれません。
次回は、あなたが彼にとって“都合のいい女”であることを示唆するもうひとつのNGワードをご紹介します。